「最近、夜中に天井裏でドタバタと音がする…」「キッチンでネズミの糞を見つけた」こんな経験、ありませんか？

 

「でも、自分で対処するのは面倒だし」「プロに依頼するとお金がかかるし…」と後回しにしていませんか？

 

しかし、家に住み着いたネズミやハクビシンなどを放置しておくと、家族やペットが体調を崩す危険性が高まります。

 

この記事では、害獣がもたらす健康被害について詳しく解説します。ご自身やパートナー、お子さんの健康を守るため、ぜひ参考にしてください。

害獣によって引き起こされる病気

 

ネズミやハクビシンなどは病原菌やウイルスを保有していることがあり、家族やペットが病気にかかってしまうかもしれません。

 

ここからは、害獣のせいでどのような病気が発生するのかを分かりやすく紹介します。

 

食中毒

 

 

食中毒の原因となる菌がサルモネラ菌です。

 

例えばサルモネラ菌を保有しているネズミがキッチンを歩き回り、食材や調理器具を汚染すると、その菌が料理に移り、食中毒を引き起こします。主な症状は、吐き気、腹痛、下痢、発熱です。

 

致死率が高いわけではありませんが、小さなお子さんやお年寄りが感染すると症状が重くなることがあるので注意してください。

 

レプトスピラ症

 

レプトスピラ症は、レプトスピラ菌によって引き起こされる病気です。この菌を保有しているドブネズミやイタチなどが排泄した尿が土や水を汚染し、その汚染された土や水を触ることで感染します。

 

例えば、お子さんが庭で遊んでいるときに、知らず知らずのうちに汚染された水たまりに触れてしまうことも考えられます。

 

感染すると、発熱や悪寒、頭痛、筋肉痛、腹痛といった症状が現れます。症状が進行すると、黄疸、出血、腎不全などの重篤な状態になることもあります。

 

鼠咬症（そこうしょう）

 

 

鼠咬症とは、ネズミやイタチに噛まれることで感染する病気です。3〜10日の潜伏期間を経て、発熱、関節痛、頭痛、倦怠感などの症状が現れます。

 

もしネズミに噛まれてしまった場合は、まず水道水でよく洗い流し、消毒液で消毒してください。その後、清潔なガーゼで傷口を覆い、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

 

また、住み着いたネズミをそのまま放置すると再び被害に遭う可能性が高まりますので、専門の駆除業者に連絡してください。

 

狂犬病

 

イタチやアライグマに噛まれたり引っかかれたりすると、狂犬病に感染するかもしれません。

 

初期症状は発熱や食欲不振、痛み・かゆみです。その後、興奮状態になったり、麻痺が起こったり、幻覚や精神錯乱が現れることがあります。最終的には昏睡状態に陥り、呼吸障害が発生するため、ほぼ100％死亡してしまいます。

 

このように狂犬病は非常に危険な病気ですので、もし屋根裏や庭で野生動物を見つけたとしても、自分で対処しようとしないでください。特に子どもやペットがいる家庭では、出来るだけ早く専門業者に相談したほうがよいでしょう。

 

害獣によるダニ・ノミの増殖

 

害獣が家に侵入すると、ダニやノミも家中に広がることがあります。皮膚に寄生していたり、フンや尿によって発生したりするためです。

 

ここからは、ダニやノミが増殖すると具体的にどうなるのかを説明します。

 

アレルギー

 

ダニの死骸やフンを吸い込むと、アレルギー反応を引き起こすことがあります。アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など、さまざまな症状が現れます。

 

例えば、夜中に咳が止まらず眠れなくなったり、かゆみで集中力が低下したり…。こんな状態では、日常生活が本当に大変になりますよね。

 

ダニ対策の基本は掃除です。しかし、害獣が家にいる限り、ダニはどんどん増え続けます。だからこそ、まずは害獣をしっかり駆除することが大切です。

 

強いかゆみ

 

一般的にノミと言うと、「ネコノミ」を指します。名前の通り、主な宿主は猫ですが、ハクビシンやアライグマ、イタチ、ネズミなどにも寄生します。

 

ノミはダニに比べると刺される頻度は低いものの、一度刺されると強いかゆみを引き起こします。特に7月から8月にかけてはノミの被害が増えやすく、毎年この時期には多くの人がかゆみに悩まされます。

 

残念ながら、市販のくん煙剤などの殺虫処理だけではノミを完全に駆除するのは難しいです。根本的に解決するために、害獣の駆除と併せて本格的な清掃を専門業者に依頼することをおすすめします。

 

まとめ

 

今回は害獣がもたらす健康被害について紹介しました。

 

ネズミやハクビシンなどに触ったり近づいたりすると、病気にかかる危険性があります。自分で対処するのは危険ですので、専門業者に依頼しましょう。

 

もし野生動物を見かけてから「最近、体調が悪いような？」と少しでも感じているなら、まずは医療機関を受診し、駆除業者にも連絡してください。

 

山梨県または長野県にお住まいの方は害獣駆除専門屋にご相談ください。24時間365日、相談を受け付けています。無料で現地調査を行い、その後お見積りを出します。お急ぎの場合は、即日での作業開始も可能です。

 

あなた自身や家族・ペットの健康を守るために、今すぐ行動を起こしてください。